しかし、実際には、2003年5月以前から、東京ソフィア教会は存在していたのである。
次は、東京ソフィア教会の週報2003年2月9日号の表紙である。

上記は、高柳氏の帰日以前から東京ソフィア教会が存在し、活動していたことの証拠である。その後、菅野真理子氏はダビデ張在亨氏から牧師按手を受け、また、株式会社クリスチャントゥデイの監査役として重任登記されている。
脱会者は、菅野真理子氏について、こう証言している。
・菅野真理子氏は、北海道の大学を卒業後、ウラジオストックのロシア極東大学に留学中に、韓国人宣教師から伝道を受け、「一対一の聖書の学び」によって自分は生まれ変わった、聖霊のバプテスマを受けた、と証ししていた。菅野氏は、日本人としてACMメンバー第一号であると言われていた。
・谷川健太郎氏と菅野真理子氏は、オリヴェット大学の通信で学び、渡米して、卒業式に出席していた。インターネットの「専用サイト」で、ダビデ張在亨氏が按手礼を施している写真に、菅野真理子氏が写っているのを見たことがある。
・一対一の聖書の学びは、牧師がパソコンで「専用サイト」を開いて、サイト上の講義資料を見ながら、また、適宜ホワイトボードを用いながら行われた。牧師が多忙の場合は、「専用サイト」から、谷川健太郎氏や菅野真理子氏の講義の音声ファイルを聞くことによって、その代用とした。
高柳泉氏は、2003年2月にダビデ張在亨氏に伴われて帰日。間もなく安マルダ氏、李錫珍氏、中植至唯氏らと渡韓して、5月17日にダビデ張在亨氏から牧師按手を受けていたことが、東京ソフィア教会週報から判明している。
次に示すのは、牧師按手直後の東京ソフィア教会週報2003年5月18日号である。

上記は、高柳泉氏が、クリスチャントゥデイの代表取締役を務める一方で、東京ソフィア教会牧師をも務めていたことの証拠である。
なお、高柳氏は黛氏に対して「東京ソフィア教会は2004年内に閉じたんです。それがソフィア教会の成り行きです、私が開拓して終わってしまった」と述べていた。しかし、実際には、東京ソフィア教会は、後任の牧師たちに引き継がれて、2005年まで活動していた。その証拠となる週報が残っている。

この東京ソフィア教会では、安マルダ氏が「2000年に新しいキリストが到来する」という異端的な教説を講義していたことが、証拠資料から判っている。以下はその該当部分である。

上記資料は、タイムラインの2002年の箇所に「新しいキリストの来臨」と記され、「もうすでにきている」「見つけなければならない」と教えられている。
これは、次の脱会者証言と符合する。
・ダビデ張在亨氏の御言葉が「永遠の福音」であり、わたしたちの共同体はノアの箱船と同じである。愛の共同体である箱船を造り、当時のユダヤ人の不信によりイエス様の成す事が出来なかった天の御国を地上に造る。それがわたしたちの目標であり、使命である、と教えられた。
・幹事以上のメンバーは皆ダビデ張在亨氏がキリストだと確信していると思う。日本ではまずACMの御言葉が、たとえの福音を全て解き明かした「永遠の福音」であることを確信させ、そして、再臨のキリストは永遠の福音を携えて来られるということを伝える。つまり間接的に確信させようとしているのだと思われる。一度、ダビデ牧師はキリストなのか、それとも再臨されるイエス様の前の道を整える人なのか、と質問したところ、今聞いている御言葉が答えだ、と言われた。
・韓国人の伝道者により、路上で、聖書の勉強に勧誘された。時間があれば聖書の講義に出席した。おもに一対一だった。ほぼ毎日聖書の学びを韓国人宣教師から受けた。数か月後にダビデ張在亨氏が再臨主だと思い、そのことを韓国人宣教師に伝えた。すると、そのことはトップシークレットなので公にしていないし、信者同士むやみに話すことはしていない、と言われた。それを知った日が霊的な誕生日とされた。それから、伝道と使役に携わったが、当時学生だったので、授業の合間に行っていた。数か月後に他の地域での使役に任命された。脱会した理由は、過酷な生活だったこと、集団を守るための嘘をつく機会が多かったこと、借金をしたくなかったこと、などである。
・教団内では、教団内こそが唯一の救いの道と教えられ、教団外の世界を「この世的」として、はっきり区別していた。嘘については、教団を守るために、この世にある程度合わせているふりをする必要があったと思う。ダビデ張在亨氏が再臨主だと世の中に知らせれば、大きな波紋となり、イエス・キリストのように迫害を受けるので、それを防ぐにはどうしても嘘をつかなければならない。ダビデ張在亨氏の講義で、イエス・キリストが当時ユダヤ人に受け容れられずに迫害を受けたのは、イエス・キリストが救い主だと公言してしまったためだと説いている。ダビデ張在亨氏が再臨主だと受け容れるような環境や状況が無い現状では、どうしても嘘をつかなくてはいけないのだと思う。
・今でもマインドコントロールが続いているのか、ダビデ張在亨氏が再臨主かもしれないと思うことがしばしばある。だからといって、また関わりたいとは思わない。